サルの論理

会社から「ぬらりひょん」を退治するには

日本の会社には、たいてい一人「ぬらりひょん」がいる。 週2、3回昼頃に出社して、新聞を読んでお茶を飲んで、日が落ちる前には帰ってしまう。他の社員がどんなに忙しそうにしていようと意に介さない。それでいて、普通の社員数人分の給料をせしめていたりす…

日経さんはきっと農業なんか存在自体が邪魔だと思ってる

www.nikkei.com なんかまた農業に「自由」な「競争」を!、というわけなんだが、このところ情勢悪化で日経さんが大好きな「新自由主義」の分が悪くなっており、農業くらいにしか思い切り主張できないのでなおさら熱っぽくなっている。 旧来型の保護が競争力…

企業様は少々おむずかりのご様子

www.nikkei.com 株主と企業、どっちが大事かと問われれば、右顧左眄首鼠両端な日経さんである。 昨日は企業側にものを言ったので、今日は株主の番である。 日本企業が特に対応に苦慮しているのは、真意をつかみかねる提案だ。過去には野村ホールディングスの…

株主様がお怒りです

www.nikkei.com 「のれん代」とはよく名づけたものだと思う。 この単語を聞いてイメージするのは、女衒が買い取った娘に「お前には莫大な借金があるんだ。体で返してもらうぜ」というやつである。女衒が金を払ったのは娘の親か、もしくは娘を面倒見ていた誰…

最後の最後に若者が離れていくもの

www.nikkei.com これ、人口動態とか色々な問題が含まれているわけだが、 全国で空き家が急増しているように、住宅はすでに量的には足りている。人口に続いて20年ごろには世帯数も減少に転じることを考えれば、新規建設よりも既存住宅の有効活用へ、住宅政策…

ほらやっぱりトランプと日経さんは同じ穴の狢だったろ?

www.nikkei.com 社説を読んでて「笑ってしまう」というのは稀有なことだと思うが、日経さんの社説ではちょくちょくそういうことが起きる。 米国のトランプ大統領が金融規制を見直す大統領令に署名した。オバマ前政権が金融危機の再発を防ぐ目的で導入した「…

勝手な言い分を垂れ流せばそれが「説明」になるという風潮

www.nikkei.com 進まない、とは言っているが、勝手に進んでしまっているのを止めるのは、今の日本の現状では難しいだろう。なんたって、連立政権内で常にブレーキをアクセルと踏み間違える、認知症ドライバーの公明党がいるんだから。日本で馬鹿げた法改正が…

日経さんにとって労働者なんてコストでしかないということか

www.nikkei.com なんかまた「カイカク」だそうで、なんで「カイゼン」じゃなくて「カイカク」かというと、そうそう一方の思惑だけにかなったものではないからだ。というか、絶対にそうしないという強い意思が感じられる。 成果をもとに報いる制度 技能の向上…

五輪とかなんとかわめきながらミスリードを誘う日経さん

www.nikkei.com なんかGAPについて言ってるわけだが、途中で話がいきなりでんぐり返っている。 生産者の労働環境まで考え、農水産物を調達する企業は欧米を中心に広がっている。五輪はその象徴だ。コカ・コーラグループは緑茶飲料向けに日本で調達する茶葉に…

Living Dead Cat Bounce!

世の中には、とにかく金さえ儲かりゃいい、自分が持ってる株さえ上がればいい、という人種が少なからずいる。 株さえ上がるなら、環境が破壊されようが、何万人飢え死にしようが、原発が壊れようが、まったく意に介さない人々だ。 しかし、現代においてそう…

「一文字でいうと責任」

www.nikkei.com 責任というのはあべぴょんにとって「一文字」だそうだが、どういう考えでそう言ったのかは今も謎である。明治の頃までは単語も「字」と呼んだが、「ひともじ」であれば通常の「一文字」である。それとも「人文字」だろうか。余計にイヤな感じ…

慰安婦問題を本当に解決し、さらに全世界から尊敬を集めるためのたった一つの方法

www.nikkei.com ひどいタイトルの社説である。 加害者側が「まあ少し落ち着けよ」などというセリフを口にするのは、加害意識に欠けているか、相手を極端に低く見ているか、意図的に侮辱しているか、のどれかである。どれであっても、人間として最低の行いで…

じゃ、オリンピックやめろや

www.nikkei.com 年末でもあることだし、無難なこと書いてちょっと埋めとこうか、てな調子の社説である。 それだけに、普段は気をつけて隠している部分がガラ空きになっている。 日本に必要なのは中長期の視野で成長を底上げし、経済や社会を安定させる改革の…

同じ穴の狢が吠えあっているからと言ってどちらかを応援すればいいというわけではない

www.nikkei.com 「グローバリズム」を引っこめ、「自由」という普遍的価値を前面に押し出した、日経さんの力作である。と言っても、詐欺的だが。 もしかすると、あべぴょんの方にも同様の「示唆」が与えられているのかもしれないが、まあとにかく、ポロロッ…

日本がデフレから脱することができるかどうかは共産党の活躍にかかっている

www.nikkei.com 企業は制度導入に向けた対応を急ぐべきだ。 いや、対応を急ぐべきは企業の方ではない。常に企業に味方し、企業の側に立って考える日経さんがそう言うのは仕方のないことかもしれないが、これはむしろ企業よりも労働組合の問題である。 アベノ…

小手先を口先でごにょごにょする日経さん

www.nikkei.com 人口が減り、人手不足が広がる日本経済を活性化するには、パートで働く人にもっと活躍してもらう必要がある。 しょっぱなからこれである。 日経さんは、自分の言いようがおかしいことにまったく気づけないようだ。 「パート」が「活躍」? 社…

水がタダだと思ってる人間とか実在するのだろうか?

「日本人は水と安全はタダだと思っている」とかいうのは偽ユダヤ人の言い草だったか。 そんな日本人は、山の手で暮らしているテニスが趣味の坊ちゃん嬢ちゃんくらいだったと思うが、なにやら国際感覚のリアリズムがどうとかで、このセリフは随分ともてはやさ…

分断をあおってるのは誰か

なんかまだ興奮気味で、おかしなことを言い垂れている日経さんである。 (米国からの警鐘)などとカッコつきで何を書いているかと思ったら、前回からの続きものであるらしい。 www.nikkei.com 「分断」をあおるだとか、トランプがアメリカを分断しているかの…

塩でも舐めて落ち着け

少し落ち着いてきたが、まだまだ息の荒い日経さんである。 www.nikkei.com 格差を暗黙の了解とし、常に富裕層に味方してきた日経さんとしては、非エスタブリッシュメントの支持を得た大統領の登場は許容しがたいものを感じる、というところか。 ただし、トラ…

ガイアツってなんだっけ

さて、今日も今日とて混乱しっぱなしの日経さんである。いつまで続くんだこれ。 www.nikkei.com TPPというものについて、国内では「アメリカからのガイアツによるもの」という認識が、左右両派に共通していたと思う。 で、そのガイアツが消え失せそうになっ…

今この時期に会いに行く、というだけで大失敗だとなぜわからないのだろう?

前回、 まあしかし、どんな事態になろうと、日本のメディアは「成果」を強調するんだろうけどね。 と予言したら、日経さんがこれでもかとベタ褒めの社説を書いてくれた。 www.nikkei.com 安倍晋三首相とドナルド・トランプ次期米大統領の初顔合わせは無難に…

たまにはドヤ顔でもさせてもらおう

www.nikkei.com 経済というものは利己主義に左右されやすいもので、その利己的な欲望が「グローバリズム」とつながっていたうちは良かったのだが、サブプライムで覆っていた傷口があらわになり、グローバリズムの声価は下落した。ドラッグ漬けがバレたアイド…

やけっぱちの日経さん

トランプ大統領爆誕とやら。正直驚きはしたが、すぐに冷めた。日経平均と同じようなものか。こちとら史上最低の総理大臣による長期政権にお付き合いさせられているのだ。なまじっかなことで崩折れたりはしない。 www.nikkei.com で、日経さんはどうかという…

その亀裂を作ったのは誰か

ある日、シカゴの証券会社に血相を変えた男が飛び込んできた。 著名な経済学者のミルトン・フリードマンだった。 フリードマンは株の空売りを申し込んだ。事態は一刻を争う、せっかくの大儲けのチャンスをフイにしてしまうぞ、と。 証券会社はその申し出をや…

いい機会だから意識の方も改革しろ

www.nikkei.com GDPに問題がないわけがないので、改革するんならその方がいいに決まっている。 しかし、それ以前に「改革」しなければならない問題がある。 それは、GDPに対する「意識」の問題である。 本来その数値は経済状況の良し悪しを測る目安であって…

「金融」ってなんだっけ

www.nikkei.com 個人の大切なお金を預かる金融機関は顧客の利益を最も重視すべきである。そんな当たり前の大原則に沿って事業体制を整える動きがようやく出始めた。 「当たり前の大原則」だそうだ。 日経さんにとってみれば、資産家の皆様こそが重要顧客なの…

必要とされるのは本当に本物の労働組合だ

「労働組合」と聞くと思い出すエピソードが二つある。 まず、手塚治虫のこと。虫プロにも労働組合を作ろう、ということになった時、社長である手塚治虫が「ぼくも入れてくれ」と言ったそうな。なぜなら、自分が一番「労働」しているから。 もう一つは、セゾ…

日本はシンガポールになれるか?

日本国内の新自由主義者、市場原理主義者たちはシンガポールという国が大好きだ。 実際、富裕層の海外への移住先としても人気だという。 商業のみによって国家が成立し、自由経済礼賛者が嫌悪する「福祉」というものが存在しないからだ。 「日本もシンガポー…

まだドイツに学び足りないのか

www.nikkei.com シュレーダーの改革をアベノミクスに!てな話は、もう飽きるほど聞いた。 www.nikkei.com d.hatena.ne.jp jp.reuters.com ネットでちょっと検索しただけでもこれだけ引っかかる。 結構以前から言われていたことだ。日経さんに今更念を押され…

日経さんと「労働」

www.nikkei.com 「確実に実行しろ」とは言わず「見取り図を示せ」とだけ言うところが日経さんらしい。 日経さんには「同一労働同一賃金」よりも、長時間労働の是正よりも、女性の就労改善よりも、仕事と介護の両立よりも、ずっと大切なテーマがあるようだ。 …