ノンフィクション

デモに行ってきた

8月30日のデモに参加した。 最初そのつもりはなかったのだが、娘(高校生)が友達と行くというので連れてってもらうことにしたのだ。 それにあたって、娘から出された条件は二つ。 ・娘から話しかけない限り、話しかけてこないこと ・帰りに銀座の某老舗甘味…

本の紹介

東北のすごい生産者に会いに行く 作者: 奥田政行,三好かやの 出版社/メーカー: 柴田書店 発売日: 2015/02/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 今日は3.11だから、というわけでもないが、本を一冊紹介しておこう。 米や野菜でお世話にな…

タモさんの話はちょっぴりしか聞けなかった

新年会というか、そんなような感じの集まりで元陸上自衛隊の曹長という人と話をした。現在は予備役だが、勝手に引越すと起こられるのだそうだ。一朝事あればすぐさま招集がかかるため、とやら。お疲れさま。 硬軟取り混ぜて色々と話したが、元幕僚長について…

とかくジェンダーというものは

娘が幼い頃、バレエ教室に通わせていた。バレエ教室には発表会というのもがあり、子らの親たちは「母の会」に入り、裏方として支えることになる。それほど有名な教室ではないのでチケットの割当などはなかったが、会場のスタッフへの配慮や花束の手配等々、…

オリンピックの話

知り合い(正確には知り合いの知り合いだが)に元オリンピック選手がいる。 といってもまったく無名で、おそらく関係者でもなければ十人が十人とも知らないだろう。 出場したのはソウルオリンピックだから、もうずいぶん前のことだ。 彼はとある工場で働きな…

『風立ちぬ』を見たので思い出話を少し

妻がまだ幼かった頃、小学生になると同時に父親が転勤し、少々の事情があって母親も働きに出ることになった。母親の帰宅が夜になるため、たまたま学校の近くに住んでいた母方の祖父の手間を借りることとなった。 妻は毎日「じいちゃん」の家にいったん帰り、…

猫の爪を抜く話

五月のことになるが、妻の実家から山菜が送られてきた。段ボール一箱いっぱいに、コゴミやコシアブラ、ワラビなどがつまっている。義父が毎年春になると山へ山菜採りに出かけ、こうして送ってくるのだ。それらはおひたしになったり天ぷらになったりして、我…

お金はどこらへんをめぐっているのやら

先日、古くからやっている模型店が店を閉じた。50年も続いた老舗である。客数が減り、客層も高齢化したとはいえ、まだまだ店先はにぎわっていた。 店を閉じた原因は、銀行の融資の引き上げである。所謂「貸しはがし」というやつだ。 しかし、こうしたことは…

おそらくは彼女たちが「正しい」

昨日、少し考えさせられることがあった。印象が薄れないうちに書き留めておこうと思う。 出先でちょっとした行き違いがあり、成り行きから若い女性二人に昼食をごちそうすることになった。二人とも自分の娘と言っていい年齢であり、正直軽く心浮き立つものが…