政治

「どんなに悲鳴が上がっても悲鳴が外に漏れなければ何もなかったことになる」ということ

www.nikkei.com 県民に丁寧に説明して理解を得ていく努力が重要になる。 現政権は「説明」など全くするつもりはないだろう。 今回の勝利で自民党が得たのは、「情報さえ統制すれば、何があろうと何事もなく粛々と進めることができる、それは沖縄でも例外では…

「お前はすでに死んでいるけど、あきらめたらそこで試合終了ですよ」

www.nikkei.com 年金不信、などというが、もうすでに年金制度自体は破綻していると見ていい。でなければ、年齢の拡大など必要ないだろう。 失敗したからルール自体を変えて、自分に有利にしてしまおう、という幼稚な戦略である。「破綻した」などとは口が裂…

変えればいいってもんじゃない、というお手本

結構サボってしまった。言い訳は趣味ではないので、粛々と再開する。 www.nikkei.com 何やらお隣ではいつの間にやら独裁体制が着々と進行しているようだ。 詳細が見えてこないので批判しづらくはあるが、憲法に個人の名を入れるとか、一昔前の入学祝いの万年…

現実を見たくない人のための外交報道

www.nikkei.com なにやらいきなり雪解けムードで、尖閣も南沙もなかったかのようだ。 やはり外交については中国の方が一枚も二枚も上手である。あべぴょんの「チューゴクホーイモー」など、子供の落書きも同然となった。 バラまいた金はなんの効果もなく、相…

あべぴょんころりんすってんてん

www.nikkei.com なんか色々と目論んでいたら、とんだ思惑外れとなったけど、とにかくこっちはこっちでやってりゃ、そのうち向こうも「やっぱり混ーぜーて」となるだろう、という魂胆である。 しかし、一番文句の多いアメリカが抜けたと言っても、その道は平…

アメリカとイラン∽日本と北朝鮮

www.nikkei.com せっかくの合意を破棄しようというトランプの動きは、オバマ外交の成果を貶めること、米国内に根強くある反イラン感情に訴えること、それによって支持率を高めようという目論見がある。 イランとの間に「敵対的共犯関係」を結ぼうと必死に「…

最低の選挙に最低の社説

www.nikkei.com www.nikkei.com なんか言ってるんだが、日経さんは増税と福祉削減が目標なわけで、それには自民党が一番!という立ち位置は、死んだオオアリクイのようにピクリとも動かない。 ボクちゃん総理のわがままで解散して、ヤジから逃げ回りながら選…

実はみんなわかっているのだ「左が正しく右が間違っている」ということを

ネットを回遊していると、「ネトウヨ」という単語にちょくちょく出くわす。ネットで右翼的言説を主にする人たちに対する呼称で、おおよそは侮蔑的な文脈で語られる。そう呼ばれた方は「俺は中道だ」「私はただ日本が好きなだけの普通の日本人だ」などという…

選挙が終わったら自民党と「アウフヘーベン」するんじゃない?

www.nikkei.com エネルギー政策では「2030年までの原発ゼロに向けた工程表づくり」を柱に据えた。代替電力の見通しやコスト増など経済への悪影響をどう抑えていくのかという戦略を詳しく聞きたい。 脱原発を謳うからには、日経さんにとって「敵」認定される…

「北朝鮮ありがとう解散」

www.nikkei.com 寝言の羅列のような「表明」を、日経さんが批判するふりをしている。 日経さん、寝言に返事すると、寝てる人の寿命が縮むよ? www.huffingtonpost.jp 要するに国難=北朝鮮な訳で、北朝鮮が頑張ってくれたおかげで解散して色々とごまかせる、…

右の人間が左っぽいことを言い出すと人気が出る

普段悪い奴が実は純粋で優しい心を持っている──とういうのは安っぽい物語の定番だが、依然として根強い人気がある。 政治的な物語はそういう「安っぽさ」によく親和するようだ。水戸黄門の「安っぽさ」がずっと続いていたのを見てもわかる。 で、普段悪い奴…

外交無能政権のツケ

www.nikkei.com できるものなら、やったほうがいい。 できるものなら。 石油禁輸に対しては、北朝鮮と関係が深い中国やロシアが反対してきた。 中国の責任が大であるの確かだが、散々手を噛まれている飼い主、という立場でもある。 問題は、世界最大の産油国…

ぼっちゃま、ムダ使いはほどほどに!とかね

www.nikkei.com あべぴょん政権で戦争法案だのを通せばこうなることは、火を見るよりも明らかだったが、日経さんはそれに対して「ムダ使いはダメよ〜」とばあやのような口調で諭すだけである。 そんな優しい物言いが、あべぴょんぼっちゃまに通じるわけがな…

逆に言えば、制裁くらいしかできることがないということ

www.nikkei.com その昔、鉄血宰相ビスマルクはフランス包囲網を作り上げ、最後の仕上げに裏からフランスと手を結んだ。 ただの突起つき帽子(ピッケルハウベ)をつけた腕力だけのヒゲオヤジではなく、「高度な外交」というやつができたわけである。 こうした…

いわば火遁の術か?

www.nikkei.com www.nikkei.com なにやら大学大学と喧しいわけだが…… 教育は国の根幹だ!大学教育の改革は喫緊の課題である!高等教育も無償化しなければ!それには岩盤規制を破壊する必要がある!まずは今治に獣医学部を作ろう!総理とトモダチだとかは小さ…

やーめたやめた

www.nikkei.com www.nikkei.com こうして二つ並べてみると、同じくトップの辞任を扱っていても差が出てくるものだ、とわかる。 とりあえず日経さんは、民進党に対して思慮の浅い罵声を浴びせかけるだけで満足している。 一方自民党には、自衛隊も悪いかのよ…

日銀とGPIFによって毒殺される「モラル」

www.nikkei.com 「アクティビスト」と呼ばれるもの言う株主の活動が米国市場で活発になっている。企業への要求は様々だが、共通するのは資本を効率的に使い株主価値を高めるよう求める姿勢だ。 結局「株主の言うことをきけ」に行き着くわけで、どこが「多様…

星新一の大予言

小学校高学年の頃、星新一にハマってよく読んでいた。友人の女子高生のお姉さんが愛読していて、背伸びしたのである。小学生にはよくわからない部分もあった(株がどうしたとか)が、概ねのところは楽しむことができた。中学に入る頃には文庫になっているも…

共謀罪とは「こんな人たちに負けるわけにはいかない」ということ

www.nikkei.com 200%国側に立って書いた、日経さんの「日」が「産」に入れ替わったかのような社説である。 国と沖縄県が再び法廷闘争に突入する。なぜかくもいがみ合わねばならないのか。最後は司法の判断に委ねるにしても、ここまで話がこじれた要因をよく…

それならもうすでに対岸ではなくなっているような

www.nikkei.com なんだかピンとこない社説である。 「対岸の火事ではない」などと言いつつ、「日本にはまだまだ火がつくような燃料が足らない」というような論で締めている。 それとも日経さん独自のネットワークで、火がつきそうな企業の情報をつかんでいる…

印象操作(笑)とポピュリズムと

www.nikkei.com 今まで机に向かってパソコンでエロサイトばかり見つつ、さも勉強しているかのような「印象」を振りまいていたお子様が、テストの当日になって逃げ出したかのような「印象」になっている。 土砂災害でも帰国せず、「テスト」が終わってからの…

あべぴょんがんばれ的な北朝鮮

www.nikkei.com あべぴょんと北朝鮮は「敵対的共犯関係」にある。 「敵対的共犯関係」とは、実は裏で正恩とあべぴょんが手を結んでいて、あべぴょんがピンチになると正恩がミサイルを撃つ、などという幼稚な陰謀論ではない。 互いに敵対することが、そのまま…

この際なので現状の日本における「無党派層」の意味を考えてみる

まず、少し麻雀というゲームについて述べる。ルールを知らない人にもなるべく伝わるように書くので、しばしお付き合い願いたい。 馴染みの薄い人でも、このゲームが本来4人で行うものであることはご存知だろう。分厚いタイルのような「牌」に模様の書かれた…

「首相が説明したら納得すべき」と閣議決定されそうだ

www.nikkei.com またも「説明」である。 日経さんの言う「説明」が何なのか、ぜひとも説明してもらいたいものだ。 と先日のエントリーで皮肉ったが、要するに日経さん自身で調べる気もないし、解明することもないということである。なんか偉そうに書いている…

都議選後に「やっぱり移転します」じゃないの?

www.nikkei.com あれだけ騒いでおいて、選挙が終わるまでは判断保留では、二股かける性悪女のようでよろしくない。 都議選後に問題を先送りすることは責任ある態度とは言い難い。 しかし、移転に賛成しても反対しても、都民ファなんとかは大きく勢いをそがれ…

自由経済の牙城としての共産党

www.nikkei.com マルクスが、いや、毛沢東が生きていて、この「一帯一路」とやらを知ったなら、なんと発言しただろう? 本家本元であるはずのアメリカは、腐ったラードを頭に乗せた男を大統領にすることで、保護主義へと舵を切ってしまった。 今や紛れもなく…

憲法9条がなくなったらやってみたいこと

www.nikkei.com また日経さんがどんくさい社説を書いている。 トランプはその退屈きわまるくそったれな「現実」を叩きこわすことを期待されて当選したわけで、現状のあの男の振る舞いはまったく支持者たちの願望にかなったものだと言える。 その証拠に、 ワ…

支持率支持率と気にしすぎるのはポピュリズムの罠ではないのか?

www.nikkei.com なんというか、「プーチンくんのおうちに行ってなかよく遊んだよ!」というだけだった。一生懸命成果があったように喧伝しているが、ゼロどころかマイナスに終わった、というのが実際のところだろう。 個人的な関係づくりという意味では十分…

座敷犬、主人に吠える

www.nikkei.com 国有地をただのような値段で譲渡するという、非常に「経済的」な犯罪について国会でやりとりがあるにも関わらず、日経さんの社説はずっと見て見ぬ振りをしたままだ。 どこが日本「経済」新聞なんだか。まあ、産業「経済」新聞なんてのもある…

近時雑感

また日経さんが座敷犬モードになって、わんわん無駄吠え社説ばかり書いているので、たまには雑感を書き連ねてみよう。 www.newsweekjapan.jp トランプのチンピラモード発動中なわけだが、習近平との会談中にミサイル攻撃がなされたのは偶然ではなく、まさに…