ジュリーについてほんの少しだけメモしておこう

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/527209

 

 ジュリーの脱原発の歌が売れているという。以前にも九条の歌を披露していたと記憶している。

 若い頃、ハーケンクロイツのついた服を着て歌い、物議をかもしたことがあったが、それからどのような心境の変化があったのか、それほど熱心なファンではないのでよく知らない。

 

 ただ、演劇においては、オンシアター自由劇場で『阿呆劇・三文オペラ』に出演し、ドスの目吉(マック・ザ・ナイフ)の役をやっていた。(自分で観に行ったので知っている)

 その後も、1995年に「異邦人 ボーダレス・ラブ」(作:斎藤憐)で主人公の佐野碩を演じている。

 佐野碩はメキシコ演劇の父にして、日本では「インターナショナル」の翻訳者として知られている。

 

 話がずれるが、佐野碩についてウィキペにないことを書いておこう。

 昔、メキシコの国民的俳優にしてコメディアンで、カンティフラスという男がいた。あの同業者に手厳しいチャップリンが「十年に一人の逸材」と認めたほどだったという。

 このカンティフラスを育てたのが佐野である。メキシコには彼の名を記念した劇場もあるそうだ。

 

自由人佐野碩の生涯

自由人佐野碩の生涯

 


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