福島においてすら自民党候補が勝利する現状

 今現在、日本という国はアベシンゾウという名の立てこもり犯によって、「日本経済」を人質に取られている格好だ。

 人質が大切だから、国民の多くが言うことを聞かざるを得ない。

 しかし、経済が復活すれば人質の価値はなくなるので、ずっと人質にしておくためには、経済の復興などせず「犯行声明」(アベノミクスだっけ)のアナウンスのみを続けていくのがいいわけだ。

 

 状況は福島でも同様、というよりもっと悪い。

 経済以前に「生活」を人質に取られているから、ともかく金を引っ張って来れる政治家を支持するしかない。

 生活への不安から支持を受ける政治家は、不安を解決してしまうと支持を失ってしまう。だから「やる気」だけみせて、何もしないのが上策、となってしまう。

 それでも生活を人質に取られている福島は、どんな無理でもきいてしまうことだろう。福島の避難民からすらも、反原発の声が挙がらなくなる日がくるのは、そう遠い未来ではないかも知れない。

 

 これというのも野党がしっかりしていないから、という程度の話なら床屋でしているのが似つかわしい。

 野党の政治家、特に震災時の総理でもあった菅直人には福島入りをして欲しい。そして、避難民一人一人と膝詰めで話合って欲しい。

 山本太郎とやらもそうだ。本気でやる気があるのなら、避難民一人一人から話を聞くようにして欲しい。福島に関する山本の発言について、今も傷ついている人は多い。

 そして、絶対にそのことをマスコミに報道させないで欲しい。でなければ、これらは台無しになってしまうだろう。

 

 野党が復活するにはこれしかないと考える。