どこで間違えて麻生太郎のような人間が出来上がったのか
あの手口を学んだらどうか 麻生氏の発言要旨
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013073102000110.html
内容について詳しく述べる必要はなかろう。
ナチス云々以前に、民主主義において喧騒を避けることはかなわない、ということは政治の歴史を少しでもひもといたならすぐ諒解できることだ。
上記の発言はまた、長屋の差配が浪曲をうなるようにして、得意気に語ったであろうことは想像に難くない。
この男がいろいろなことが「わかってない」ということは、普段の振る舞いからも端的に知ることができる。
たとえばこのようなスタイル。この男の祖父、吉田茂が草葉の陰からとび出してきてものも言わずに殴りつけそうだ。これを褒めそやす空気がネットの一部にあるようだが、褒め殺しの意図があるのでなければ、本人のためにならないだろう。この格好を見ただけでも、この男に吉田茂の遺伝子は一かけらも受け継がれていないのだ、ということがよくわかる。
ヒトラーはちょびひげのことを云々されるが、それよりも髪型がさっぱり似合っていない。当時の「げるまん」の流行であることはわかるが、似合いもしないのにワンダーフォーゲルする意図が分からない。
ヒトラーだけではない。ナチスの幹部はそろいもそろって「あーりあ人」の理想からかけ離れ、誰一人軍服が似合うものがいなかった。今も当時の映像を見ると、かなり無理のある田舎の仮装行列のような趣がある。
ナチスが権力を握るに当たり、そのみっともなさについて人々は口を閉ざし、仕舞いには憧れさえするようになった。
ファッションに対して云々するのは、ただのケチ付けでしかないように受け取られるかも知れない。
しかし、ダメなものをダメ、かっこ悪いものをかっこ悪いと言えないようにするのが、この男のお好みの「民主主義」というものであるらしい。そうした「お好み」が、こうしたナリに形と成って現れるものなのだ。
似合わないのだから無理のあるオシャレなどやめれば良い。
能力が足らないのだからできもしない政治家など辞めれば良い。
辞めて猟師になって、山でキジバトでも射つことをおすすめする。最近は猟師の成り手も少なく困っていると聞く。射撃でオリンピックに出たこともあるようだから、それが一番ではないだろうか。
- 作者: 岡本健太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/03/22
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追加
Simon Wiesenthal Center to Japanese Vice Prime Minister: Which 'Techniques' of the Nazis Can We 'Learn From'"?
さすがにイスラエルは敏感だ。Facebookでの情報提供をつのっている。
ドイツの報道も追加。
Japans Vize-Regierungschef lobt Nazis
http://www.rp-online.de/politik/ausland/japans-vize-regierungschef-lobt-nazis-1.3573838
Nazi-Taktik nachahmenswert
Japans Finanzminister nimmt sich Nazi-Reformen zum Vorbild
http://www.zeit.de/politik/ausland/2013-07/japan-aso-nazis-verfassung