ニューヨークでラーメンを食べるということ

 誰かが取り上げると思ったが、誰も書かないようなので軽くふれておこう。

 

ラーメン、ニューヨーカーを魅了 出店相次ぎ独自に進化

http://digital.asahi.com/articles/ASG4M7SJLG4MUHBI01W.html

>まずは値段。安くて12ドル(約1200円)程度、15ドル(約1500円)以上も珍しくない。チップ込みで1杯2千円以上となると、日本の感覚では受け入れがたいが。

 

 ま、確かに高くはあるが、円高のときなら1000円以下なわけで、驚くほどではない。ちょっとしたラーメン専門店なら当たり前の値段だ。近所にあるにぼしの出汁で有名な店は、通常のラーメンが950円、トッピング全部入りなら1600円である。

 それが円安の今では「日本の感覚では受け入れがたい」となってしまう。

 

 円安になる、ということはこういうことだ。

 知らぬ間に国民の財産の価値が下がり、生活のレベルが下がり、物価は上がっているように見えて対外的には下がっているので、さっぱり収入も上がらない。CPIが指標として無意味なのは、こういう部分が現れないからだ。

 

 アベノミクスは、リフレとも言いがたい、異様な姿になってしまっている。

 子供たちがてんでに武器をくっつけた改造ヒーローのようで、無敵のはずが一歩踏み出すこともできない。はしゃいでいるのは、勝手に改造した子供たちだけだ。

 

 

これが群馬のうまいラーメン2009-2010最新版

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