向うから外れるものは……


警戒必要な北朝鮮の融和路線 :日本経済新聞

 

 拉致被害者の返還について、よほど確度の高い情報があって動いているのだろう、と思ったらこの有様である。

 訪朝団の派遣について、拉致問題で食べている連中がぐずついている、という話も聞こえてくる。ミスターXが脳梗塞で隠居してから、どうやってパイプをつないだのかと不思議に思っていたのだが……

 予定としては今頃、拉致被害者帰還に向けての交渉が進行して、消費税増税による影響の話題など吹き飛ばし、内閣支持率はうなぎ登りで、10%の再増税までまっしぐら、となっているはずだっただろう。

 すっかり当てが外れてしまったが、代わりにノーベル賞の話題が飛び込んできてくれた。拉致被害者帰還ほどではないが、しばらくはこれで息をつくことだろう。国民栄誉賞の準備も進んでいるに違いない。

 訪朝団については、近々決定との話もあるが、予定されるメンツが役人だらけである。蓮池透氏を入れる、くらいのことができないものか。

 

 

拉致問題を考えなおす

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