株主様は神様か
ほほう、株式市場が企業の革新を促す、と。
しかし、投資家の欲望と社会の有り様の間には、常にズレがあるように思うが。
日経氏は、たまには自分のとこで載せた記事のことを思い出しても良いのではないか。
アップル、行く末は「ジョブズ後」か「ジョブズ前」か? :日本経済新聞
>ジョブズ氏は生前、クパティーノ市の本社で開く株主総会で、株主還元策を追及されても、「株主に返しても、アップルの企業価値はあがらない」と明確に拒否してきた。
ジョブスは、うるさくクチバシを容れようとしてくる株主どもが嫌いだった。
改革、革新、そういったものは、株主の顔色を伺いながら行うものではないだろう。
株主たちはすべてを見通す神ではなく、欲にまみれたただの人間なのだから。
- 作者: ウォルター・アイザックソン,井口耕二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: ハードカバー
- 購入: 58人 クリック: 5,321回
- この商品を含むブログ (346件) を見る