アンダーコントロールはどうした


汚染水対策に確かな二の矢を :日本経済新聞

 

 相変わらず東電にはお優しい日経である。

 

>東電の広瀬直己社長は来年3月末までの汚染水の浄化完了を「公約」している。公約は公約として、焦ることなく着実に進める必要がある。

 

 いや、その「公約」とやらは無理だと、最初からわかっていたのでは?

 着実に進めなくてはならないのは確かだが、今までさっぱり「着実」ではなかったと思うのだが。

 それはそれとして、ケジメとして誰かが謝罪し、なぜこのような事態に至ったのか、それこそ第三者による調査にゆだねる、くらいのことが必要に思うが。あ、日経は「第三者」の資格は無いので、やらなくていいよ。

 「アンダーコントロール」なんか大ウソだったと、きちんと報告する義務が東電にも政府にも、そしてメディアにもあるはずだ。

 ばれても謝らなければウソにはならない、というのがこの国のかたちであるようだ。

 

 

この国のかたち〈1〉 (文春文庫)

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