無理、無駄、無茶
現在日中韓は「敵対的共犯関係」にあり、対立することでそれぞれの利益を得ている。
これを解きほぐすにはそれぞれが不利益を被ることを飲み込まねばならず、それには3国以外のファクターが必要とされる。昔ならその役割はアメリカだったのだろうが……
歴史問題をすぐに解決できる即効薬はない。日中、日韓、3カ国のいずれの外相会談でも、この問題が提起された。日本と中韓には領土の対立も横たわっている。
どの問題にしても、こじらせることで一番大きな利益を得たのは自民党であり、 あべぴょんである。そして、その行動にブレーキをかけるどころか、ほめそやしたのが日本のマスメディアだ。もちろん、その中には日経も含まれている。
それをまるで他人事のように語っているようでは、日経さん自身解決を願っているようには到底思われない。
日経さんの大事な大事な原発に賛成しているのが、右翼人士に多いから、ということだろうか。
正直なところ、外相会談の共同文書はよくまとめたものだと思う。ぼろぼろではあるが、苦労の跡が窺われる。
それを無駄にしないためにも、あべぴょんを誰かにひき会わすなど、しないほうが無難というものだ。それとも日経さんは、無駄にしてしまいたいのだろうか?