誰がそれを望んでいるのか

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 嫌なことがあったとき、それを忘れるためにパーッとお金を使ったことはないだろうか。

 大きな不幸に見まわれようが、莫大な借金があろうが、パーッとお金を使ってる間は忘れられる。そのうちなんとかなるだろう♪と植木等のように歌ってみたりする。

 

 今、日本人のなかにそうした「気分」があり、この金額はそれに乗って膨らんでいる。

 もともとオリンピックを歓迎する「気分」がそうしたものであり、それを煽ったのがあべぴょんであり、自民党なのだ。

 そうやって国民の愚かな面を煽った方が、自分たちがやりたいようにできると考え、今まさにそのようになっている。

 

 「このままじゃいけない」と日本中が気づくべきだが、株価ITバブル越えとやらで、またぞろ元に戻りつつある。

 円安になったんだからその分上がるのがグローバル経済ってもんで、上がったからと浮かれていられないのもまたグローバルというものだが、日経さんは読者の耳に痛いことは一切いわない方針らしい。

 

 そうしたご自分の姿勢がこのような事態となって現れているわけだが、まったく無自覚な日経さんなのだった。

 


だまって俺について来い/植木等 - YouTube