「失われた20年」の教訓とは「日本経済新聞の言うことを真に受けるとバカを見る」ということ
またも日経さんの埋め草社説である。バイトにでも書かせたんじゃないか、と疑いたくなるレベルだ。
まあ、それにしても、「失われた20年」とやらに教訓を見出すとするなら、「日本経済新聞の言うことを真に受けるとバカを見る」ということだろう。
戦後最長のいざなみ景気とやらをふれまわっておいて、今は「失われた20年」といって知らんぷりである。あの時、景気は良くなっているとさんざん煽ったのはどこのどちらさんでしたかね。
あいもかわらず、既得権益ガー、不良債権ガーとお題目を唱えていれば、いつの日か夢のパラダイスがやってくると信じているようだ。
それよりもこの「20年」が消費税の歴史と重なっていることについて、絶対に触れないようにしているのはなぜなんだろうか。「経済」新聞であればとっくのとうに気づいているはずだが。
そして、この「20年」はインターネットの20年でもある。結局日本企業がネットにおいて何をなし得たか、それを問うことも必要だろう。
こういう社説を書くときは、せっかく買収したんだからFTの記者に書いてもらった方がいいんじゃないのかね。バイト使うのはやめて。