日経さんは麦を喰らえ

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 減反やめようと言いつつ減反してました、というお話。

 先物市場に人もブツもこないのは腹立たしかろうが、甘い水の方に引き寄せられるのがインセンティブというものである。(わかりづらいが、一応ジョーク)

 デフレ退治になりふりかまわぬこのご時世に、米の値段が上がったからと騒ぐのは、日本「経済」新聞らしからぬものいいである。

 

その代価はコメの消費や税金を通じ国民が払うことになる。 

 

 税金についてはおいておくとして、消費を通じて代価を払うのは当たり前のことではないか。おまえは何をいってるんだ。

 

 安倍政権は2018年にコメの生産調整(減反)をやめ、農家が自らの経営判断で生産できるように変える農業改革を進める。その政権が打ち出したとは思えない事実上の減反強化策だ。

 

 批判するふりをして政権讃美とは、なかなか高難度のワザですな。 

 政権が改革するふりをして何もしていないのを見習ったのか。

 

 補助金で転作を誘導するのであれば、減反廃止はみせかけに終わる。肝心なのは価格支持という発想を根本から見直し、競争力の強化にかじを切ることだ。

 

 「競争力」?何と競争するの?

 異次元緩和ってのは、むしろ保護主義によく親和するんだけど。

 あべぴょんを「信じてる」んなら、それも含めて受け容れなよ。

 

 

競争力

競争力