鳴かぬならTPPと鳴かせよう
許すとか許されるとか、一体誰がそれをするのか。究極存在とかサムシング・グレートとかか。TPPのこととなると、日経さんは頭に血が昇って妙なことを口走る。
党利党略と国益のいったいどちらが重いのか。そんな当たり前のことをわざわざ指摘しなくてはならないとは情けない。
あべぴょんは改憲以外興味がないと、はたで見てればわかりそうなもんだが。「情けない」とか、ダメ息子を叱る母親のような口ぶりだ。
TPPには「中国にルールをつくらせない」(オバマ米大統領)という戦略上の意味もある。こうした原点を再確認したい。
そんな原点あったっけ?なんか勝手に言質をとった風になってるけど、そんなことを「原点」とか言われたらオバマもびっくりだろう。もしかして、あべぴょんにはそういう風に言って賛成に回らせたのか?だとしたら、以前AIIBの時、日経さんが強く参加を主張したのはなんで?
だいたい、金融緩和ってのが、グローバリズムにそぐわないんだけど、その辺はわかっているんだろうか。ブレーキとアクセルを同時に踏むのは、相当高度なハンドルさばきが必要とされるのだが。
交渉経過を4年間は明らかにしないとの取り決めがあることは承知しているが、与野党が折り合う余地は全くないのか。民主党政権はTPP反対一辺倒ではなかったのだから、後身の民進党も交渉資料の公開にこだわって突っ張るのはいかにも選挙目当てにみえる。
選挙目当てに決まってるじゃないか。バカバカしい。
- 作者: ポールフレール,Paul Frere,小林彰太郎,武田秀夫
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