本気でやるんなら外務省をなんとかしないと

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 10年遅い、と言っても言い過ぎにはならないだろう。

 政治的に日本とアフリカのつながりは薄く、今やすっかり中国に水をあけられている。

 今回の会議は悪いことではないが、日経さんのように未だアフリカのマイナス面ばかり取り上げているようでは、さしたる進展は望めないだろう。

 まずやるべきは外務省の改革で、アフリカに派遣される大使のレベルの底上げが必要だろう。

 現地語どころか、英語すら怪しいのが大使として踏ん反り返っている、というのが現状だ。しかも、できるだけ早く日本に帰ることばかりで頭がいっぱいになり、情報収集も友好も全くのおざなりになっている。

 それに対して、中国が派遣する大使は非常に積極的で、スワヒリ語がペラペラの人間も少なくないと聞く。

 国内の自称評論家による情報源不明の中国批判に頷いているうちは、アフリカ開発など日本にお呼びがかかることは期待薄である。

 もはや、札束でほっぺたをひっぱたける時代は終わったのだ。

 そのことをよく肝に銘じた方がいい。

 

 

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