三本の矢は何処へ
安倍政権も規制緩和や働き方改革、自由貿易の推進に加え、社会保障の安定へ改革を加速すべきだ。労使も政府に言われる前に賃上げの着実な達成に向けて努力する必要がある。日銀任せでは経済も物価も真の勢いを得られない。
随分とまあ、お優しいことで。
二人三脚の相手がさっぱりゴールを目指さないんだから、黒田氏には多少同情の余地はある。
問題があるのは、経済ほったらかしで「支持率アップして改憲」しか頭にないぼくちゃんの方だと思うのだが、デスクの上にA4判のあべぴょんご尊影を飾って社説を書く前に口づけしているという日経さんには、そんなことを指摘するような無体なことはできないのだろう。
そう言えば、このブログで「アベノミクスについての予言メモ」というエントリーを書いて、早くも3年以上が経っている。
その時書いたのが以下のような「予言」だった。
1.インフレになることはなく、デフレは解消しないだろう。
2.株価は上がるが、期待したほどにはならないだろう。
3.地価が上がることはないだろう。
4.中間層が消え、次は小金持が消えるだろう。中金持ちくらいもあやうい。
5.貧困層はさらなる貧困を味わうだろう。
6.それでも日本は経済成長をなしとげることだろう。
7.安倍晋三は長期政権を維持し、自民党は史上最大の議席を獲得するだろう。
8.日本が破綻することはなく、国債は増えつづけるだろう。
6.がやや微妙か。自分も多少は「期待」を持っていたのだろう。あ、地価はちょっぴり上がってきたんだっけ?
できることなら、当たって欲しくなかったことが多いんだが。
あれこれ述べる気力もないので、徳島県は幸福神社に祀られる「貧乏神」の画像でも貼ってお茶を濁しておくとしよう。