あてとふんどしは向こうから外れる
いろいろ書いてはいるが、つまり
「トランプのせいで、すっかり当てが外れてしまった」
ということである。
それなのに円安ドル高となり、日米ともに株がぐんぐん上がっているので、日経さんとしては口を開けてあうあうあと声を漏らすのが精一杯というわけだ。
トランプがこれから一体何をやらかすのか、まったく未知数である。先日は台湾の総統と電話して物議を醸していた。
そうした輩に対して、まだ就任する前からあれやこれやと、過大であれ過小であれ評価するのは避けるべきではないだろうか。
まあ、しかし、
米国では来月にトランプ政権が誕生する。韓国でも朴槿恵(パク・クネ)大統領の早期退陣が濃厚となっているが、日米韓の連携が揺らぐようでは北朝鮮に足元をみられるだけだ。
この混乱が北朝鮮を利するのは確かである。
散々パイプを潰しまくった日本ができることといえば、またぞろ拉致問題を持ち出すことくらいか。ロシアを通して圧力をかける?無理無理。それこそケツのけばまでむしられるだろう。
次々と登場するアウトレイジな面々に対し、ナシをつけるなんてのは、世襲三代目のぼくちゃんには荷が重すぎるというものだ。
それこそまた純金のナニかを巻き上げられた挙句、「信頼」した途端に裏切られるのがオチである。