日経さんのゆる社説
ここんところの日経さんの社説のしょーもなさは、巣鴨のすがもんの尻なみである。ゆるキャラならぬ、ゆる社説ということか。今までもちょくちょくひどい日はあったが、ここまでゆるくはなかった。
日経さんのレゾンデートルである株価が上昇して大喜びというわけだが、手放しで喜ぶと威厳に差し障るとばかり、無理にむつかしい表情を作っているオヤジのようである。
で、現在の日本の株価が「あげぞこ」であることは、ちょっと気の利いた高校生なら知っていることだが、日経さんはそのことについてヒヨコの羽毛についたダニほどにも触れようとしない。
その「あげぞこ」が「アベノミクス」と連結している(と錯覚している)ために、「他よりマシ」とかいう政権を支持する理由になっているわけだが、それは言わない約束ということなのだろう。
しかしまあ、世界的な上昇トレンドもうそくさいが、このタイミングで上昇する株価も十分にうそくさい。
日経さんは上がりさえすればなんだっていいんだろうけどね。