「北朝鮮ありがとう解散」
寝言の羅列のような「表明」を、日経さんが批判するふりをしている。
日経さん、寝言に返事すると、寝てる人の寿命が縮むよ?
要するに国難=北朝鮮な訳で、北朝鮮が頑張ってくれたおかげで解散して色々とごまかせる、というわけだ。
本来の呼び名は「北朝鮮ありがとう解散」とすべきだろう。
表明とかいうのがなんで寝言かというと、憲法のケの字もなかったからだ。
とにかく、これをテコに憲法をいじりたい、というのが目的なので、それ以外の経済がどうしたとか財政がどうしたとかの話題は、全くどうでもいいというのが本音である。
憲法さえ改正できれば、後は野となれ山となれ、洪水が来ても知ったこっちゃない、というのが寝言つぶやく当人が見ている「夢」なのだ。もちろん、「夢」は「本当の欲望」の別名でもある。
あべぴょんが「憲法」に触れなかったと同じく、日経さんも「加計」に触れることなく社説を書いた。
寝言に対して寝言で返す、落語のような社説となっているわけだが、こういう場合は双方とも寿命が縮む、という具合に安らかな結末にならないものだろうか。