日本の政治が「あべぴょん化」している
ちょっと前に書いたエントリーで、
小池が意図してやってるのかどうかは、まだはっきりとはしないが、もし日本ファなんとかが近い将来反原発だの消費税減税だの言い出したら、眉にたっぷり唾を塗る必要があるだろう。
と書いたら、本当にそう言い出した。
間抜けな脚本とダサい演出の舞台を見せられてるようで、こっちは辟易していても舞台上は大盛り上がり、というところか。
政治のレベル低下は、やはり低レベルの人間がずっとトップにおさまっていることに問題があるのだろう。日本の政治全体が「あべぴょん化」している。
もちろん、あべぴょんを「信じて」やまない日経さんも、「あべぴょん化」から逃れられてはいない。
権力政治家として、国政への足場づくりは今が勝機とみて勝負に出たとして、それ自体を否定するものではないが、ここでもなぜの疑問がぬぐい去れない。
政治的な影響力を保持するため、生き残りをめざすため、権力を求めるため、政治家が行動するのが悪いといっているのではない。政治のリアリズムを認めるのは、やぶさかではない。
しかしそれだけで行動されてはそのときの風や空気に流され、長い目で見た場合、有権者が選択を誤るおそれがある。大事なのは政治の旗印であり政策論である。
この部分だけ抜き出すと、まるであべぴょん批判のようだ。
つまり、やってることは同レベル、ということである。
結局、野党も与党も、そして日経さんも、仲良く「あべぴょん化」してしまってるわけで、こういうのって大政翼賛とかいうんじゃないの?
ただし、喜劇としての。
さらに、すべりまくりの。