途端に態度が不穏になって自ら不安を煽ってしまう日経さん

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 日経さんは状況がまずくなると、途端に態度が不穏になってくる。

 思ってたほどには相場が反発しなかったんで、「み、みんな、落ち着け、おちおおちつこう!」とうろたえるもんだから、「まずお前が落ち着け」と言ってやりたくなる。

 気まぐれどころか、気持ちがどこにあるのかわからない株主たちのご機嫌をとるのにくたびれ果て、大企業たちはとりあえず内部留保を積み上げているわけで、今更株価がどうかなったくらいで大慌てするのは日経さんくらいのもんだろう。

 

 株主の関心は、企業が抱える100兆円余りの手元資金の使い道にも向けられている。賃上げや投資を通じて経済を活性化させることは、企業の成長基盤を強くし、株主の利益にもかなう。 

 

 株主の関心が配当アップにしかないことは、日経さんの方がよっくご存知のはずだが。

 ともかく株価が下降局面にあるときには、「株主性善説」を声高に叫び、「株主は悪くない!株主はみんないい人!株主は賢者!株主は聖人!!」と青筋立てて喚き散らす日経さんなのである。

 

 足元の株価下落はコンピューターの自動取引で増幅されている面が大きい。企業は市場との対話を通じて、株価変動への耐性を高める必要がある。 

 

 最後になって書いたことを全部ちゃぶ台返しするあたり、うろたえっぷりが半端なくて笑えてしまう。日経さんがこんな社説を書くことの方が、よっぽど市場の不安を煽るように思えるのだが。