もはや「ハチ公」のレベルとなった日経さんの忠誠心
標的に向かって空砲を撃ってドヤ顔する、というのはどんな身振りなんだろう。
ともあれ、この社説からひしひしびしびしと伝わってくるのは、日経さんの揺るがぬ「信仰心」である。
泥棒に自分を取り締まらせようというのだから、日経さんは本気であべぴょんを守り通すおつもりらしい。
飼主がピンチの時こそ忠誠心が試されるということだろうが、雨ざらしの犬の目をした佐川くんを超え、日経さんの信仰はもはや石像となっていかな嵐にも揺るがなくなった「ハチ公」の域に達したようだ。
ここでちょっと気になるのは、日経さんの「上つ方」の意向である。
あべぴょんが辞任したら、「アベ」ノミクスが崩壊して相場がえらいこっちゃになって、日本経済がとんでもないこっちゃになるぞ、という脅し文句に、本当にビビっているのだろうか。
それとも、大枚はたいたマルチの健康食品がとてつもない腐臭を放っているのに、高かったんだから勿体ないといつまでもキッチンに置きっ放しにしているような、そんな心境なのだろうか。