忠犬「日経さん」が待つものは

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 もう一日待った方がいいか、とも思ったが今日書いてしまう。

 あいも変わらず、日経さんによる安倍政権への忠誠ぶりは、渋谷のハチ公よろしく微動だにしないようだ。

 一応「苦言を呈する」形をとってはいるものの、政権への批判らしい批判は一切なく、何も知らない外国人がこの社説を読んだら、日本国民のすべてが安倍政権に期待しているかのような印象を持つだろう。

 何か言っているようで何も言っていない、ただワンワン吠えてるだけの社説である。

 

 忠犬ハチ公が今も褒めそやされるのは、その飼い主もまあまあ立派な人だったから、ということがある。

 これがどこぞの会社社長のボンボンで、無能なくせに嘘ばかりつく男だったなら、銅像なんぞ建ちやしなかっただろう。

 日経さんはあべぴょんの前に出ると、3回まわってワンと吠えるそうだが、その忠誠ぶりが褒めそやされることは一切ない。

 最近では「安倍晋三記念新聞」である讀賣ですら批判を強めているというのに、日経さんは一体何を求めているのか。

 実のところ、ハチ公はただ焼き鳥の匂いにつられてきただけだ、という話も耳にするが、日経さんがここまであべぴょんに忠誠を尽くすのはいったいなぜなのか。「経済的に」考えると、さっぱり利益がないように思われるのだが。