ずっとやっていくためにはとっとと辞めさせたほうがいい
思った通り、喋れば喋るほどボロがでるあべぴょんだが、日経さんは慈母のごとく、いや子供をスポイルする甘やかし放題の毒親のごとく、あべぴょんを見守っている。
どんなにボロをだそうが、見ざる言わざる聞かざるを決め込む連中がなかったことにしてしまうので、この汚辱にまみれた政権は、日本の歴史に工場廃液をぶちまけ続けていくのだろう。
そして、今回露わになったボロの中でも最悪のボロがこれである。
首相は大胆な金融緩和の出口を探る考えがあるかを問われ、「ずっとやっていいとは全く思っていない。私の任期のうちにやり遂げたい」と語った。
つまりこの男は、自分が今何をやっているのか、ぜーんぜん、まーったく、さーっぱり、わかっていないのだ。
先日、あべぴょんが「金融政策の基礎がわかってる」とかいう、二重におかしいツイートを見かけたが、やはり類は友を呼び、朱に交われば赤くなり、炭屋の小僧は黒くなる、という道理なのだろう。
何度も何度も繰り返すが、日銀はこれまで「禁じ手」とされていた手を使っている。
それはハイパー・インフレを引き起こすから「禁じ手」なのだ、と考える人たちがいたようだが、実際は一度始めたら「出口」がないから禁じられていたのだ。
とにかく、行き着く先が血の池なのかお花畑なのか、たどり着いてみなければわからないのだ。
唯一わかっているのは、「出口」を探してちょっとでもブレーキを踏んだら、たちまち転倒して大怪我をする、ということだ。
そしてまた、何度も何度も何度も繰り返すが、「アベノミクスの最大の障害は安倍晋三」なのだ、ということを、このボロ発言から強く確信させられたのである。
「ずっとやっていいとは全く思っていない」のなら、そう言う自分がずっとやらずに辞めてくれ。いわゆる「ごはん論法」で。