ちゅーごくほーいもーとは何だったのか

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 TPPに賛成、という点において「保守」の方々と朝日新聞は一致している。

 朝日新聞新自由主義的な経済に賛同しているため、そして「保守」の方々は「TPPはちゅーごくほーいもーの一環だからだ!」と考えているためだ。

 実際、日経さんも社説でそれを煽るようなことを書いている。

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中国の国家資本主義に対抗する力も増すだろう。 

 

 しかし、五月の李克強首相来日で日中関係が「正常化」してから、それまでの「ちゅーごくほーいもー」は「異常だった」ことになったようだ。

 あべぴょんは何事もなかったように「三原則」とかを口にし、日中の協力関係を謳っている。

 もう「保守」の方々がTPPに賛成するいわれはなくなりそうなものだが、きっと色々なこじつけをひねり出して正当化しているのだろう。

 

 アメリカが離脱し、中国との関係が「正常化」して、「保守」の側からすれば、もはや何のためのTPPやらわからなくなりつつある。新自由主義の側からは、もともと国際企業が国境越しに互いの消費者を搾取するためのものなので、そんな建前なぞどうでもいい。

 建前を信じて踊った人たちは、骨折り損でくたびれの儲けすらなく、ただ貧しくなるだけだろう。

 

 考えてみれば、TPPといい、日中正常化といい、さらに消費税増税といい、財界とそして朝日新聞の思惑に一致してしまっているのだが、それでよろしんですかね、「保守」の皆さんは。あべぴょんが憲法を改竄するまでは、泥水すすって辛抱辛抱なのかな。

 

だから中国は日本の農地を買いにやって来る TPPのためのレポート