経済
www.nikkei.com 企業は制度導入に向けた対応を急ぐべきだ。 いや、対応を急ぐべきは企業の方ではない。常に企業に味方し、企業の側に立って考える日経さんがそう言うのは仕方のないことかもしれないが、これはむしろ企業よりも労働組合の問題である。 アベノ…
さて、今日も今日とて混乱しっぱなしの日経さんである。いつまで続くんだこれ。 www.nikkei.com TPPというものについて、国内では「アメリカからのガイアツによるもの」という認識が、左右両派に共通していたと思う。 で、そのガイアツが消え失せそうになっ…
ある日、シカゴの証券会社に血相を変えた男が飛び込んできた。 著名な経済学者のミルトン・フリードマンだった。 フリードマンは株の空売りを申し込んだ。事態は一刻を争う、せっかくの大儲けのチャンスをフイにしてしまうぞ、と。 証券会社はその申し出をや…
www.nikkei.com 安倍政権も規制緩和や働き方改革、自由貿易の推進に加え、社会保障の安定へ改革を加速すべきだ。労使も政府に言われる前に賃上げの着実な達成に向けて努力する必要がある。日銀任せでは経済も物価も真の勢いを得られない。 随分とまあ、お優…
www.nikkei.com GDPに問題がないわけがないので、改革するんならその方がいいに決まっている。 しかし、それ以前に「改革」しなければならない問題がある。 それは、GDPに対する「意識」の問題である。 本来その数値は経済状況の良し悪しを測る目安であって…
www.nikkei.com 数年前なら、ここに東芝の名前が登場していたことだろう。 もう忘れたのだろうか? 米大手原発メーカー、ウェスティングハウスをありえない高値で買収、外野で囁かれる不安の声を好業績で一蹴し、日経さんがみんなのお手本として褒めて讃えて…
www.nikkei.com シュレーダーの改革をアベノミクスに!てな話は、もう飽きるほど聞いた。 www.nikkei.com d.hatena.ne.jp jp.reuters.com ネットでちょっと検索しただけでもこれだけ引っかかる。 結構以前から言われていたことだ。日経さんに今更念を押され…
www.nikkei.com タネがバレバレでも面白ければそれでいいという昨今の日経平均だが、いくら仕込んでもなかなか回復しない現況を見て、とうとう日経さんが弱音を吐きだした。 株式市場は実体経済を反映するものだ。株価だけを下支えしても景気や企業業績が良…
www.nikkei.com ご存知の通り、驚くべき事態となったわけだが、一番驚いているのは、英国人自身だろう。それは離脱に賛成票を投じた連中とて同様である。今は歓喜にわいていても、熱が冷めてみれば「えらいことになった」と気づくだろう。 この先イギリスが…
www.nikkei.com 三菱東京UFJ銀行が日本国債の入札で「特別参加者(プライマリー・ディーラー)」と呼ぶ資格の返上を検討している。 検討しているだけで大騒ぎ。 別に裏読みでもなんでもなく、わざと騒いでるんだろう。 狙いはハルヒコくんへのプレッシャ…
www.nikkei.com 共闘について慣れていないのだから、もし勝ったらもうけものというところだっただろう。下馬評で並んだだけでも大したものである。 というのも、現在の地方経済はあまりにも疲弊しすぎていて、「自民党になんとかしてもらおう」という声ばか…
www.nikkei.com 日経さんのことだから、しばらくだんまりを決め込むかと思ったのだが…… どうやらコトが自民党上層部に及ぶことはない、とどこからかわかったということか。 今回暴かれたのは氷山の一角であり、まだ水面下にある他のタックス・ヘイブンは大慌…
今回の日経さんの社説は考えさせられるものがある。 もっとこのくらいのことを書いてもらいたいものだ。 www.nikkei.com 日本の経済統計の課題は山積している。その一例が、速報値と改定値の結果が大きく異なりがちなGDP統計だ。 改定値には財務省の法人…
www.nikkei.com じゃあ、健全な通貨ってなんだ。 鼻先に突きつけて「臭わんぞ?」と言いたくとも、実体がないのでそれもかなわない。 しかしまあ、通貨発行の自由化は新自由主義者の理想、ハイエクの夢なので、この流れを寿ぐ人は多いだろう。 とかく経済学…
www.nikkei.com 日本発の信用不安ではないものの、マイナス金利の影響は国内にも広がっている。 いや、日本も十分に責任があると思うがね。 とにかく、「経済で結果を出す」とか言ってるアホは、改憲なんぞ棚に挙げて対策すべきじゃないのか。 EUのぐずぐず…
www.nikkei.com 日経さんがこんなことを言うのは、大事な大事なTPPの行方が心配だからだろう。 日本への影響が大きいのは環太平洋経済連携協定(TPP)への態度だ。クリントン氏は「賛成できない」と語る。「現時点では」との留保付きなので、いずれ賛成す…
www.nikkei.com ちょいとつま先がラインを超えただけで、市場もメディアも大騒ぎ。こういう効果を狙ったのは、「異次元」やら「サプライズ」やらの系譜につながるものか。 今回、日経さんの指摘はその通りだが、あべぴょんにそれを望むのは無理だろう。 世界…
www.nikkei.com なんだかごちゃごちゃした社説だね。 人々はどうして極端な発言に引き付けられるのだろうか。英国の政治学者バーナード・クリック氏はポピュリズムを「政治的統合体の外部に追いやられていると考える人々を決起させる運動」と定義する。北海…
www.nikkei.com なんか言ってるけど、結局のところ「法人税減税」なのである。 法人税さえ減らせば日本復活! というのが日経さんの唱えるお題目である。 まあしかし、それが間違っているというわけではない。デフレのときは減税した方がいいという話もある…
その昔、日本はロシアとの戦争に「勝利」した。この「勝利」は、長い間日本人の心の支えとなった。戦後ですら、司馬遼太郎のおかげで、この戦争こそが日本人のすばらしさを表すものとされた。 しかし、経済的な面からいえば、この戦争は全くの失敗であった。…
毎度毎度日経さんについて書いているが、たまには経済史的なことも書いてみよう。ググってもあまり出てこないたぐいの話である。ご存知のように経済学は実験ができない科学(?)なのだから、もっと歴史について知っておいた方がいい。 1929年、いわゆる「大…
www.nikkei.com 日銀が言うように、物価の基調自体は悪化していない。雇用の改善で賃金上昇が加速すれば、さほどの追加緩和をしなくてすむ可能性はある。 www.nikkei.com なるほど、確かに賃上げがそれに結びつく可能性はあるだろう。 しかし、今までそのよ…
www.nikkei.com 冒頭で日経さんはまずこのように本音を述べる。 新市場を後押しするのはいいが、過度な干渉は企業のアイデア競争を萎縮させかねない。芽をつまぬよう気をつけたい。 さらには、このように文句をつける。 研究会では国が基準を設け、倫理的と…
www.nikkei.com こういう、一学期の終り近くになってお母さんに前もってする成績の予告みたいなことをされると、ああ相当マズいんだなという気持ちになる。 いま世界が日本に求めているのは、一時的な景気のカンフル剤ではなく、中長期の成長基盤を固めるこ…
TPP交渉を漂流させずに早期決着をwww.nikkei.com ニュージーランドやらが悪いことになっているが、一番悪いのは横から入り込んだ日本なので。別にアメリカから圧力があったわけでもなく、自分から強引にわり込んだのだ。これについては経産省と外務省にか…
株価急落で懸念深まる中国の景気実態www.nikkei.com 来るものがきた、ということだ。大騒ぎするのはもう少し事態を見極めてからになるだろう。 気になるのは、当局があからさまな株価維持政策(PKO)に乗り出したことだ。 人為的な株価維持策は市場をゆが…
多様な働き方を受け入れる派遣法にwww.nikkei.com その昔、いや昔と言うほどでもないが、バブル崩壊以前の日本人はよく働いた。 「働き過ぎだ」と諸外国から非難されるほど働いた。当時の日本人の多くは、働きすぎることの何が悪いのかよくわからなかった。…
「デフレ解消」という掛け声を最近耳にしなくなった。 日銀はインタゲに失敗したが、それを詰る声は少ない。別にあべぴょん政権を擁護しているわけでもなく、「ああ、やっぱりね」という諦めがそこにあるように感じる。 いやそれよりも、消費税の支払いでそ…
TPP交渉打開へ日米は最後の決断をwww.nikkei.com 日経さんはとうとうこんなことを言い出した。 特に米国に注文をつけたい。 えーっと、TPPってのはアメリカから強い要請があったんじゃなかったっけか。 アメリカの「ガイアツ」について、まったくないとは…
将来を見据えた着実な年金抑制が必要だ 将来を見据えた着実な年金抑制が必要だ :日本経済新聞 年金の一元化と税化は、日経さんお得意の表現を借りれば「待ったなし」だったはずだ。 それに待ったをかけることをしておいて、なにが「着実」なのか。日経さん…