「アベノミクスで経済を良くするとは一言も言ってない」とぬかしそうな様子だが

　最近朝礼で「アベノミクス！アベノミクス！」と全員起立のうえ唱和している日経さんだが、当の御本尊がさっぱりやる気を見せないので戸惑っているご様子。

　だいたい日経さん、「新」三本の矢についてどう思っているのか。社説で全く触れようとしないどころか、今日の社説を読むと以前の三本の矢にこだわって、せっかくの「新」バージョンを無視しているみたいじゃないか。

　いい機会だからご自分の社の記事を読み直したらいいのではないか。

①希望を生み出す強い経済

③安心につながる社会保障

　……だそうだ。背景でうさぎさんがダンスしてそうだね。

　何を思ったか「一億総活躍」とか妄言を吐き、ついこないだ「日本氏ね」と罵られる始末。

　やっぱりあれか、日経さんは買収したフィナンシャル・タイムズの社説と同意見なのか。

　それならそれで、きちんと「新」の方を批判したらどうなのかね。

　まあ、日経さんの考える三本の矢なら、だいたい推測できる。

①福祉は削れ

②消費税増税法人税減税

③TPPは絶対

　とこんなとこだろう。

　そしてそれは、あべぴょんの本音でもあるわけだが、こんなことあからさまに言ったら大事な支持率が下がってしまうので、「新」でもって目一杯ソフトフォーカスにしてるわけだ。まあ、言うだけでほとんど具体的なことはやるつもりがない、ということだが。

　あべぴょんにとって一番大事なのは「改憲」であって、その他は二の次三の次なのだ。改憲のためなら消費税増税もTPPも反故にしそうな勢いだ。

　いい加減、あれを「信じる」のに限界を感じませんか？

　日経さん？