プーチンが来た!
プーチンが観光ついでに首脳会談をしていった。
この件については、ちょっと前にこんなエントリーを書いている。
だとしても、北方領土が返還されるということはありえないことではない、かもしれない。
しかしその時は、未来永劫に渡って支払い続ける「代価」を求められることだろう。
つまり、日本はアメリカに次いで二人目の「ご主人様」を持つことになる。
まさか、寸土の返還もかなわぬうちに、二人目の「ご主人様」を持つ結果になるとは思わなかった。
そのことは以下のツイートにも表れている。
ウシャコフ補佐官は「島々での共同経済活動はロシアの法律のもとで行われることになる」と述べたという。
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) 2016年12月15日
さらに「専門レベルで数週間にわたって文案を作ろうとして合意できなかったが今回合意に達した」と述べたという。
了
一方で、ラブロフ外相は、プーチン大統領がアジア太平洋地域におけるアメリカのミサイル防衛システムに対するロシアの懸念を伝え、日本側からの理解を得られたという認識を示す。
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) 2016年12月15日
また、ラブロフ外相は「シリア問題とウクライナ東部の情勢をめぐって、両首脳が意見交換をして、両国の立場はほとんどの点で一致している」としている。
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) 2016年12月15日
「ロシアが勝手に言っているだけだ」という弁解もできようが、それが通じるのは日本国内だけだと思った方がいい。
海外には、「100%ロシアの言い分が正しいわけではないだろうが、ロシアにここまで言わせるだけの合意と譲歩があったのだろう」と受け取られる。その印象はどんなに打ち消しても、すぐとは消えないだろう。
最悪の予想をさらに下回る結果には、さすがに驚かされた。
ダメだダメだと散々書いて来たが、まさかここまでダメだとは思わなかった。
あとは真珠湾で変なことを口走らないことを祈るばかりである。