「辞任するくらいなら200兆くらい払った方がマシ」

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 昨日の米朝会談については、すでにいろんな人がいろんなことを騒いでいて、取り立てて付け加えようとは思わない、のだが少しだけ。

 

 米朝間の交渉が進めばいずれ、北朝鮮への経済支援が焦点に浮上する。日朝間には「過去の清算」の問題も横たわっており、経済支援は日本の数少ないカードだ。政府は拉致、核、ミサイルの包括的な解決をめざす立場を堅持しつつ、早晩めぐってくる機会を逃さずに最大限生かすべきだ。 

 

 「経済支援は日本の数少ないカード」?

 「数少ない」じゃなくて「唯一」だろ。

 ポーカーでいうなら3のワンペアくらいの強さの。

 このような状況をもたらしたのは、韓国や中国とまともに付き合おうとしなかったツケなのだが、日経さんはなぜそれを指摘しないのだろう?

 それから、日経さんのこの物言いだと、

【速報中】トランプ氏、非核化費用「韓国と日本が払う」:朝日新聞デジタル

 ↑これを認めているように読み取れるのだが。

 統一を目指す韓国の負担は当然だろうが、日本が払ういわれがあるのだろうか。しかもこれ、植民地化への賠償とは明らかに別腹である。

 あべぴょんはトランプと直接会い、何度も電話でやりとりしているそうだが、これは前もって承諾していたことなのだろうか。

 承諾していても、していなくても問題である。

 もしこの先日朝会談がもたれるとしたら、絶対に条件として提示されるはずだ。

 しかもこれは、あべぴょんの親分トランプのお墨付きである。

 

 この事態をなんとかうやむやにするなら、あべぴょんが辞任してしまうのが一番確実だ。

 モリカケでは辞任できなくとも、この問題でならプライドも満足するだろう。

 だが、「辞任するくらいなら200兆くらい払った方がマシ」くらいに考えていそうで、梅雨空に同じく気分がどんよりしてしまうのだ。