週刊新潮について少しメモしておこう
小渕優子氏、支援者に2000万円超を接待か? 週刊新潮が報じる
週刊新潮によるすっぱ抜きだが、この件とは別に思い出したことがあったのでメモしておく。
2009年5月、週刊新潮は鴻池祥肇の女性スキャンダルを報じた。麻生内閣の官房副長官が、女性を同伴して熱海に旅行し、その際議員のJRパスを使用した、というものだった。ちなみに、鴻池は日本青年会議所の元会頭でもある。
この件が公になることで、鴻池は「健康上の理由」により辞任することとなる。
新潮がこのスクープを報じたのは、赤報隊の朝日襲撃犯へのインタビュー記事を連載し、それが捏造と判明して編集長及び、社長と取締役が処分を受けたすぐあとだった。
今回の小渕優子についての記事も、朝日の「除染記事の自作自演」を報じて朝日から抗議を受けた後である。
ぎりぎりでバランスをとっているのだろうか?
以下余談。
週刊新潮といえば、怪物編集者斎藤十一が立ち上げたのだが、その編集方針の決定には社員でも何でもない井上光晴が関わっていたそうだ。その方針とは徹底した俗物主義であり、裏にある金と女を暴き立てる、というものだ。井上は週刊新潮の人気コーナー「黒い報告書」の原稿を書いたりもしているが、それ以外にも手を突っ込んできたという。
なお、野平健一によれば、斎藤十一自身は女性に対してひどくシャイであったとか。