バイデン大統領誕生で予測されること

 バイデン当確トランプ吠え面で、まず中くらいにはめでたい年末となりそうだ。

 これからアメリカが、そして世界がより良い方向に向かうだろう。少なくともトランプ政権よりかマシに。

 だが、ひねくれ者の私は、諸手を挙げて祝おうとは思わない。

 トランプ信者の妄想ではなく、これから起こりうるであろうことを少しばかり予言しておきたい。

 

 まず、対北朝鮮外交は後退するだろう。

 そうなれば、金正恩は海辺に集う若者のように無駄にでかい花火を打ち上げ、海洋を汚染することだろう。

 元々はトランプの気まぐれというか、「ノーベル賞が欲しい」という幼稚な願望から始まったことだ。オバマ外交を否定し、かつそれを乗り越えて見せるには、オバマのやり残した対北朝鮮外交正常化がちょうどいいと踏んだわけだ。

 だが、もしその気まぐれで朝鮮戦争が終りでもしたら、自衛隊のレゾンデートルが危うく毀損するところだった。自民党も、新米は自覚がないかもしれないが、存在意義を失う。なので、旧い保守の面々はバイデンの方策について、表向きは拉致問題がらみでブツクサ言いながらも、内心ほっと胸をなでおろす、という次第となる。

 

 次に、TPPにアメリカが門戸を開くだろう。

 日米間にはすでにFTAがあるから不要、などということはない。

 元々トランプの「アメリカ・ファースト」という狭い了見から拒絶したことなので、日本から打診すればバイデン政権が応じる可能性は十分にある。つい先日もRCEPが大筋で合意したことだし、太平洋経済圏でアメリカが存在感を薄めるようなことは絶対に避けるはずだ。

 日経さんが社説でタコ踊りな文章を書く様が目に浮かぶようだ。

 

 とりあえずこんなところか。

 まだあるかもしれないが、それはまた気が向いた時にでも。