2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

嫌いなんでしょ?「人権」

www.nikkei.com あべぴょんはトランプのことが腹立たしくて仕方ないだろう。 と言っても、それは世間の良識的な人たちと同じ理由からではない。 自分がやりたいことや、こっそりとやってることを、おおっぴらにやりちらかしているからだ。 しかもその余殃を…

五輪とかなんとかわめきながらミスリードを誘う日経さん

www.nikkei.com なんかGAPについて言ってるわけだが、途中で話がいきなりでんぐり返っている。 生産者の労働環境まで考え、農水産物を調達する企業は欧米を中心に広がっている。五輪はその象徴だ。コカ・コーラグループは緑茶飲料向けに日本で調達する茶葉に…

話せばわかる?

www.nikkei.com はじめてのおつかい、じゃなくて首脳会談が思ったよりまともだったので、「けっこう話のわかるやつじゃねえの?」と舞い上がる日経さんである。 こういう風に相手の良心に過剰な期待を寄せるのって、「脳内お花畑」と呼ぶんじゃなかったっけ…

「アメリカ第一主義」の崩壊(ただし日本における)

www.nikkei.com www.nikkei.com 一顧も一瞥もされないのにアメリカにあれこれと注文をつける日経さんだが、もちろんこの社説は日本の読者に向けて書かれているのであり、そこに日経さんが代弁する日本の上つ方の混乱ぶりが透けて見える。 これまでアメリカか…

Living Dead Cat Bounce!

世の中には、とにかく金さえ儲かりゃいい、自分が持ってる株さえ上がればいい、という人種が少なからずいる。 株さえ上がるなら、環境が破壊されようが、何万人飢え死にしようが、原発が壊れようが、まったく意に介さない人々だ。 しかし、現代においてそう…

国会論戦でんでん

昔、一万田尚登という名の大蔵大臣がいた。戸籍上は「一萬田」と旧字だったらしいが、通常は一万田で通っていた。 元日銀総裁であり、鳩山内閣(一郎の方)と岸内閣で大臣を務めた。岸内閣の時には、現政権と逆の「デフレ政策」を指揮している。 この人は、…

どんどん「自由」になってゆくアメリカ

「自由」というものの定義はいろいろある。自由の国を称するアメリカであれば、それはさらに多様だ。 その中の一つにこういうものがある。 「とある集会において、誰も銃を持たない中に一人だけ銃を持った男がいるとする。その場で一番自由なのは、銃を持っ…

それより「デマに強い社会」が先決では?

www.nikkei.com 一方でロシア政府の影響下にあるメディアでクリントン候補に不利な偽ニュースを流し、交流サイト(SNS)などで拡散した。 これ、ロシアばかりが悪いわけではない。ネット空間というものが、そうした「汚染」に親和的なのだ。 今もその「偽…

ステルスなポピュリズム

Women's March on Washington 2017 (FULL EVENT) | ABC News トランプが就任するや、アンチのうねりが凄まじい勢いである。 このままトランプを辞任に追い込んでくれ、というのが日経さんの一縷の望みであろう。 そうすれば後任がTPPを復活してくれるかもし…

「一文字でいうと責任」

www.nikkei.com 責任というのはあべぴょんにとって「一文字」だそうだが、どういう考えでそう言ったのかは今も謎である。明治の頃までは単語も「字」と呼んだが、「ひともじ」であれば通常の「一文字」である。それとも「人文字」だろうか。余計にイヤな感じ…

で、アベノミクスって自由経済なの?

www.nikkei.com 1度目の悲劇はすでにして忘却の彼方、おそらく1世紀近く前にあったと思うが、歴史というやつは律儀に2度目を「喜劇」として演じて見せてくれている。 共産党が自由貿易の保護を訴える日が来るとは、誰が予測し得ただろうか。しかも、状況はそ…

一番単純な答えが一番難しくなってしまっているという現状

www.nikkei.com トランプ様に日本のお味方になってもらうにはどうすればいいか、といういじましい願望をえらそうに書いた社説である。 先日のフィリピンとの件についても少し触れられている。 安倍首相はさらに、フィリピンに向こう5年間で1兆円規模の経済…

Yeah...We Dead...

www.nikkei.com 砂漠で迷った男が、いきなりサボテンに抱きついたような大統領選だった。 Yes, We Can! に始まりYes, We Did!で終わった8年間、日本よりずっとマシな政治の元、ずっとずっとマシな景気を享受していたアメリカが、深く静かに心を病んでいたこ…

慰安婦問題を本当に解決し、さらに全世界から尊敬を集めるためのたった一つの方法

www.nikkei.com ひどいタイトルの社説である。 加害者側が「まあ少し落ち着けよ」などというセリフを口にするのは、加害意識に欠けているか、相手を極端に低く見ているか、意図的に侮辱しているか、のどれかである。どれであっても、人間として最低の行いで…

「まず殴ってから考える」というやつ

www.nikkei.com あべぴょんが「信頼できる」とか抜かした端からこれである。 思わずジャパン・バッシングで『誰がビンセント・チンを殺したか?』の頃が頭に浮かんでしまったが、メキシコに工場を建てるのに文句をつけられたのはトヨタだけではないわけで、…