すっかりゴミ屋敷となったこの国の政治を誰が片付けるのか

 なんか辞めるとか言い出したそうで、こちらとしては「ああそうですか」と深い溜め息をつくだけだ。

 潰瘍性大腸炎というのは寛解と発症を繰り返すものだが、それにしても大腸に悪そうなものを毎日のようにぱくついていたのは不思議に思う。ものすごく痛いのだから、苦しんだあとは体を労ろう、と常識のある人間なら考えるのではなかろうか。

 

 で、このあとどうなるのだろう。

 政府はゴミ屋敷のごとく散らかりっぱなしだ。

 散らかした張本人は腹痛を理由に片付けをサボるだろう。

 そればかりか、片付けようとする人間が現れたなら、また元気に「にっきょーそ!にっきょーそ!」と騒いで邪魔してくれるに違いない。

 ゴミ屋敷の悪臭が多少は弱まるかもしれないが、喜ばしい気持ちにはまだなれない。

 

 

ゴミ屋敷奮闘記

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