日経さんは売れているのかもしれないがその主張が受け入れられているわけではない
とまあ、なんかグダグダ言ってるわけだが。
日経さんの主張を箇条書きにしてみよう。財政の部分だけ。
◉消費税は上げるべきである。
・財政再建のために消費税は上げなくてはならない。
・社会保障を維持するために消費税は上げなくてはならない。
◉法人税は下げるべきである。
・法人税を下げた結果、社会保障が抑制されてもしかないことだ。
これをそのまま打ち出して選挙を戦ったとしたら、その政党はボロ負けするだろう。
それでも日経さんはたくさん売れているし、広告もいっぱいもらえている。
あべぴょんが同日選をしないということにしたようだが、あの支持率だけ見ればお調子者が踊り出さないはずがない、と予想した人は外れたわけだ。
誰か、支持率に個々の政策への支持は反映されていない、という知恵をつけたのだろうか。
ああ、そうそう、ついでに。
政府・与党は通常国会で、環太平洋経済連携協定(TPP)の承認や、雇用の規制改革を盛った労働基準法改正案の成立を見送った。「経済最優先」の本気度を疑いたくなる。
「疑いたくなる」?
まだ信じているのか?