小手先を口先でごにょごにょする日経さん
人口が減り、人手不足が広がる日本経済を活性化するには、パートで働く人にもっと活躍してもらう必要がある。
しょっぱなからこれである。
日経さんは、自分の言いようがおかしいことにまったく気づけないようだ。
「パート」が「活躍」?
社会で「活躍」しようとして、パートを選ぶ人はいないだろう。調子のいい言葉で相手をのせようという、詐欺師の言い草に近いものがある。もしかして、SHINEとかいうアレか。
「原則として」云々てのは、「原則は原則として置いといて」勝手にことを進める、てことでしょ。「配慮」なんてのは中身が空っぽでもそう言っときゃいい、てなもんだし。
つまり日経さんとしては、「控除の拡大」なんぞすべきではない、というのを言いたいわけだ。
要するに、貧乏人を甘やかすようなことは気に食わん、と。
抜本改革というなら、累進課税を昔に戻すくらい言うべきだと思うがね。まあ、日経さんには無理だとわかってはいるが。
女性活躍「不可能」社会ニッポン 原点は「丸子警報器主婦パート事件」にあった!
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