いわば火遁の術か?
なにやら大学大学と喧しいわけだが……
教育は国の根幹だ!大学教育の改革は喫緊の課題である!高等教育も無償化しなければ!それには岩盤規制を破壊する必要がある!まずは今治に獣医学部を作ろう!総理とトモダチだとかは小さな問題だ!あべ&かけの友情パワーで岩盤を崩そう!教育無償化?それにはまず今治に獣医学部だ!全てはそこから始まる!無償化のためにも獣医学部を!
みたいなインショーソーサのための煙幕に見えてならない。えげつなく書いたのは、煙幕を見えやすくするためである。
大学改革といえば以前、文系の学部を潰そうという動きがあったが、それも加計のような低レベル理系を優遇するためのものだったんじゃないか、と勘ぐりたくなる。
実際、新設私立大学で政治家と繋がりのないところはないわけで、文科省も落とし所によっては延焼で丸焼けになりかねないのだ。
とにかく、まずはどのように加計を「認可」する形に持っていくか、で頭を悩ませていることだろう。
役人は自分の権限が広がることならなんでも協力する種属なので、政権となんらかの手打ちが成されれば、何事もなかったかのように手のひらを返す。それは前川某とて、文科省を辞めているとしても例外ではない。
で、問題は日経さんの飼い主でもある財務省なわけだが、今は無償化という餌をぶら下げつつ、いかにその餌が食われないように馬を走らせるか、に心を砕いている。
そのあたり、加計問題に煙幕を張りたい政権と、利害が一致している。
こういう、「話をでかくしてごまかす」タイプの煙幕というのは、バカバカしいくらいに意図が丸見えなのだが、引っかかる人は結構多かったりする。困ったもんだ。