人類の9割は労働に向いてない

 人類の9割は労働に向いてないと思う。9割という数字はただのカンである。だいたい国会中継なんか見てても、向いてないのが総理やら財務やらやってんだから。

 それはともかく、日経さんや経済学者その他、自称「俺は経済に強い」人たちなんかは、このことをしっかり認識しておいたほうがいい。向いてないのに無理にやらせるからごたつくのだ。

 

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 将棋なんかでも急いで打つのは概ね悪手だが、日経さんのこれも相当な悪手である。

 そもそもその「支援」とやらを受けて、どこで働こうというのか。

 今や人手不足で、働く場所はいくらでもある、とおっしゃるかもしれないが、それは一部の「都市」だけで、地方は今も職がない状態だ。

 なので、職を求めて人は都市に集中せざるを得ず、それが限界集落やら負動産やらの問題を加速させている。

 

 生活保護は病気や障害などで生活に困った人を守る「最後の安全網」だ。いたずらに保護費が膨らめば、制度維持は難しくなる。 

 

 逆に保護費を膨らませるくらいでなければ、日本の社会そのものがやせ細ってしまうだろう。金が足らないのなら、防衛予算でも削っとけばいい。その方がずっと国家を「防衛」することができる。

 

 「とりあえず食えるのだからありがたく思え」という物言いは、社会を際限のない「愚かさ」へと突き落とすだけだ。

 そして、その「愚かさ」は、政治に如実に反映される。

 テロがはびこったりとか、無差別殺人が繰り返されたりとか、愚劣極まりない人間を首長に頂いたりとか。