意味不明な供述を続ける日経さん
トランプの当選は、日経さんによほどの混乱を引き起こしたようだ。
社説が社説の態を成していない。
パリ協定について心配するのはいいんだが、その心配の仕方がまったくおかしい。
とにかく、「トランプが!トランプが!」と喚き散らした挙句、
協定の批准が遅れた日本は一部の会議でオブザーバー参加にとどまるなど、COP22で存在感を示せなかった。環境関連の優れた技術力をもち途上国支援の実績もあるのに、協定を実行に移すうえで大きな力になっていない。
安倍晋三首相は外国首脳として初めてトランプ氏と会談した。これからも温暖化問題への積極的な取り組みを米国に呼びかける機会があるかもしれない。日本政府の積極的な貢献に期待したい。
嫌々ながら渋々と批准したあべぴょんに、いったいどんな積極的「貢献」ができるというのか。
まるで音痴の子供を無理やりミュージシャンにしようとする、テンパったステージママのような物言いである。これがちゃんとした社説だというのなら、日本経済新聞はいよいよおかしくなったと判断するしかない。
もしかすると、トランプのもたらしたショックは、アメリカよりも日本の方が大きいのではなかろうか。
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