日経さんにとって労働者なんてコストでしかないということか
なんかまた「カイカク」だそうで、なんで「カイゼン」じゃなくて「カイカク」かというと、そうそう一方の思惑だけにかなったものではないからだ。というか、絶対にそうしないという強い意思が感じられる。
成果をもとに報いる制度
技能の向上にともなって賃金が増える仕組み
残業を減らした結果として社員の毎月の賃金も減ってしまえば、消費が抑えられデフレからの脱却が遠のく心配もある。
毎月の賃金で成果を反映する部分を広げ、本人の努力次第で月給が上がるようにする手もある。
継続的に賃金を上げていくには非正規社員も生産性の向上が求められる。
パートの時給を職務経験や能力に応じて段階的に上げる
意欲を引き出す工夫を企業はすべきだ。
……と、日経さんはおっしゃるわけだ。一見なるほどと頷きそうになる。しかしここには、給料を多く払うからにゃもっともっと働け、働くべきだ、でなきゃ給料なんぞ上げなくてもいい、という企業側の本音が透けて見える。
問題はデフレの解決であって、こうしたマクロの状況に対応するのに、ミクロの理屈を延々と並べていては、全く前に進まないのだが。
(おかしいな。ギリギリまで効率化したのに、どうしてスピードが出ないんだろう)
↑日本より「進んでる」ドイツですら、こういうのが問題になってる。
日経さん、本音では嫌いだもんね、マクロ。でも日経さんが「信じてる」あべぴょんがアベノミクスなんかやってるから、日経さんもお付き合いしてんでしょ?やれやれ。