TPPなら戦争は起こらないとでも?

www.nikkei.com

米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP)参加11カ国が新協定「TPP11」に署名したのと同じ日に、トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムに輸入制限の発動を命じる文書に署名した。安全保障を理由に鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税をそれぞれ課す。 

 

 「安全保障」を錦の御旗にやりたい放題、と。どこかの誰かさんと同じ口臭がするが、日経さんはその誰かさんに対し全裸で万歳三唱しているので、少しくやりにくいようだ。

 とまれ、日経さんはまるでTPPが平和条約ででもあるかのように語っているが、各国の国民(もちろん日本も含む)にとっては、「相互確証破壊」が発動されるようなものなので、あちこちが焼野原になるという点で同じようなもんである。

 TPPだのグローバリズムだのは、互いの国民を上級層の居住地を避けて「自由に」爆撃するようなものだ。もちろんその際、自分で自国民を爆撃することも「自由に」できる。

 トランプは相手国だけを爆撃しようとしているだけで、根っこの部分はTPPと同じである。

 

 米国が保護主義を強める中、TPP参加11カ国が米国の離脱から1年あまりでTPP復活の道筋をつけたのは大いに評価できる。米大統領は協定の修正を前提としたTPP復帰を検討する考えを示したが、米国を再び交えて交渉をやり直すのは非現実的だ。 

 

 非現実的というか、破壊的である点においてどっこいどっこいだがね。

 現在窮地に立たされている現政権が延命するようなら、来月の首脳会議でまたぞろ靴舐めすることになるだろうが、その時日経さんはどうするだろう。やっぱりまた社説でちょっと「苦言を呈する」だけで、相変わらず会社のお花見では「風雪に耐えて五年の八重桜ぁぁぁあああ!!」と輪になって喚くのだろうか。

www.nikkei.com

 

 

あの夏、兵士だった私

あの夏、兵士だった私