叱るフリだけでどこまでも許す日経さんの愛

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 よくもまあぞろぞろと。このようなことが連続するということは、常習的に隠蔽が行われているということであり、またこれもたまたま判明した「氷山の一角」でしかないということなのだろう。

 日経さんは相変わらず、厳しいフリをしつつも子供を甘やかす母親のように、政権に対して「苦言を呈する」にとどめている。

 イタズラ坊主に笑顔で優しく「ダメよ〜そんなことしちゃ〜」と諭しているようなもので、悪ガキは一向に反省することがない。

 子供の個性を尊重する教育に対し、あべぴょんは「愛国心」で塗り固めようとしているが、自分自身はわがまま放題が許されると考えており、日経さんもまたそんなあべぴょんが可愛くて仕方ないようだ。

 

 本来こうしたことは、保守の側、とりわけ自由主義を奉ずる人間からこそ、激烈な批判が上がって然るべきはずだが、日経さんはあべぴょんに関する限りにおいて、自由主義なんてどうでもよくなってしまうらしい。

 実は日経さんは自由が嫌いなのだろう。

 そして、その読者たちも。

 

自由からの逃走 新版

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