日経さんの辞書で【無駄】を引くと「福祉」と出てくる

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 財政緊縮大賛成の日経さんが、税金の無駄について能書きを垂れてくださっている。

 

検査院が年金の持続可能性に警鐘を鳴らしたのは特筆に値する。厚生・国民年金の給付水準を毎年小刻みに抑えるマクロ経済スライドを04年度から全面発動していれば、3兆3000億円の国費節約につながったという推計だ。

将来世代の負担を過重にしないためにも、私たちはスライドを全面発動して国費、保険料、積立金を元手とする年金の「過払い」を止めるよう訴えてきた。速やかな全面発動を安倍政権に求めたい。

 

 要するに、年金の給付を減らせ、と。

 財政を緊縮するにも日経さんは、とにかく福祉を削りまくることを常道とする。

 景気のことを考えるなら、逆に「過払い」を推し進めるよう財政出動すべきだろう。

 

20年に開く東京五輪パラリンピックの経費も聖域ではない。検査院はすでに国の関連支出が13~17年度の5年間で総額8011億円に上ったとの報告を公表している。歴史的なイベントでも無駄は許されない。国や組織委員会は必要な支出を厳しく選別すべきだ。 

 

 オリンピックの無駄金に文句をつけるもいいが、他にも「聖域」があるじゃないか。

 防衛予算なんぞ無駄だらけなんだから、がんがん削ってもいいはずだ。

 それから、「お友達」にバラまいてるあれこれもだ。

 

過去10年間で最低の件数 

 

 とか検査院は申しているそうだが、これは「特定ヒミツ」が効果を現してきた、ということじゃないのかね。

 それから、森友の件で検査院の信用度はガタ落ちしている、ということも忘れないでもらいたいものだ。

 

 

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