アベ以後について
なんだかもう安倍晋三というお子様の愚かしさに辟易としてしまい、しばらくブログを書く気が起こらなかった。
予想していたこととはいえ、ろくでなしに国を牛耳られることの不快感はけっこうなものだ。ブッシュ・ジュニアが大統領だった時のアメリカ国民は、こんな気分だったのだろうか。
しかし、ブッシュ・ジュニアはすでに政界にはおらず、あべぴょんとて永遠に総理でいるわけでもない。あ、自衛隊がクーデターを起こして永久首班にするとか?それこそ自分で自分の首を絞めるようなものだ。
酒を飲んだりカツカレーを食っている様子から、もうぽんぽんが痛くなる僥倖はないのだろうが、たとえ超のつく長期政権となったとしても必ず限りがある。
なので、もう「アベ以後」に何をすべきか、について考えておいた方がいいのではないか、と思う。
簡単にメモしておこう。
まず「アベノミクス」だが、異次元緩和は当面続行すべきだ。
だいたいこの政策の目指すところからすれば、累進課税を強化し、消費税はむしろ下げなくてはならない。
さらには低所得者を擁護し、中産階級を復活させるためにも、福祉を手厚くするべきだろう。
集団的自衛権についてだが、別に憲法が改正されたわけではない。閣議決定とやらがされただけなら、またもう一度閣議決定で覆せ。もちろんかなりの抵抗はあるだろうが、安倍内閣での決定は「憲法違反」という認識を徹底し、二度とあやまちを繰り返さぬように、さらなる「閣議決定」をすればいい。
女性の活用について、あべぴょんはSHINEとかいう珍無類のブログを開設したようだ。
ならば、ブログトップの文言”すべての”女性が、輝く日本へ、との釣文句通り、元慰安婦の方々にきちんと謝罪して賠償すればいい。慰安婦問題について、捏造だのなんだのと言いつつ、「輝く女性応援」とかブラックジョークとしか思えない。
日本の保守の本音は先般の「ヤジ」に現れた通りだ。
しかし、女性応援というのはいいことなので、あべぴょんがいなくなってから本当に応援するようにすればいい。できれば世界中の女性を。
と、この辺でやめておこう。
書いていて思うのだが、あべぴょんがいなくなったあとも、これらの事柄を「正常化」するには、気が遠くなるほどのエネルギーが必要だ。
幼児が散らかしたあとの片付けは大人の役目とはいえ、ため息が出るばかりである。