つまらなかったピケティの講演

 ピケティの来日講演があったが、たいしたもりあがりもなく終了した。

 内容は本を読めば分かることばかり。パネル・ディスカッションもさっぱりディスカッションしていなかった。

 

 同時通訳の苦労は分かるが、フランス語の通訳を用意することはできなかっただろうか。もっとAIが発達して、講演くらいはその場で自動翻訳してくれるようになればいいのに。

 あと、政治家呼ぶな。アベノミクスの宣伝なんか聴いてないよ。しかも調子のいいことばっか。年金をハーバードの資金と同列に語るな。あと、実質賃金の低下を雇用の改善でごまかすな。是清リフレのときもそれやって、庶民の不興を買ったんだぞ。

 

 短いが、たいして書くこともないので、これで終了。

 ピケティについて詳細を知りたい方には、英訳がおすすめ。すごく読みやすいので。

 

Capital in the Twenty-First Century

Capital in the Twenty-First Century

 

 

 日本語訳は、フランス語の原書からの翻訳が出たら買うとしよう。

 

 

Le capital au XXIème siècle

Le capital au XXIème siècle