むしろ心配なのはこっちの状況だが

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 日本が現政権になってからずっと「心配」のし通しで、心配するのが当たり前になっているからか、改めて心配だとか言われてもよくわからない。

 

与党の敗因には、経済の停滞も挙げられる。昨年の成長率は2.6%にとどまり、中国の景気減速で輸出も落ち込んだ。貧富、世代間の格差解消も進まず、2月の若者の失業率は10%を超えた。政権の政策に不満をもつ若者や低所得者層らが野党支持に回った。 

 

 それより、こういう具合に社会状況がきちんと選挙の結果になって現れる、というのは羨ましくすらある。

 

韓国の歴代政権は任期末が近づくと、「反日」カードでレームダック(死に体)化を防ごうとする傾向がみられた。 

 

 こっちは「拉致被害者」だな。その件ですら嘘がバレているにもかかわらずのうのうと居座っており、また国民の多くがそれを許している。

 このように反民主的な政権に盲従する癖がつくと、後になってそれを正当化する捻れがまたぞろ生じるのではないか。

 ふと振り返ると、安倍政権誕生というのが戦前でいうと2.26に当たるクーデターだったのだな、などということのないようにしてもらいたいものだ。