にっきょーそ!にっきょーそ!
さて、学力テストといえば「にっきょーそ」であり、中山成彬が思い出されるわけだが、もちろん日経さんはそんなウヨクのようなことは言いだしたりしない。
「毎年・全員参加」の大きな弊害は、過去問題を勉強させるなど「学力コンクール」化が止まらないことである。
そんなことはやる前から言われていたことで、それをあえて続けているのは「日教組の強いところは学力が低い」ということがなかなか証明できないからか?
「日教組が学力テスト対策をしている」というのなら、日経さんのおっしゃる通りさっさとやめたらいいんで、それがやめられないのは、もはやこのテストにぶら下がっている利権を取っ払うことができなくなっている、ということでもあるのだろう。それもまた、このテストを始める前に指摘されていたことである。
で、日経さんが「総括」とか言ってるが、どうせ政府はやりゃしないから、代わりにこっちでやっておこう。
カルト右翼の妄想により、10年にわたって数十億もつぎ込んだ挙句、日本の教育をさらに腐敗させたのがこの学力テストとかいう代物である。
学級崩壊などは、こうした大雑把な競争原理を持ち込むことで急速に悪化した、と言っていいだろう。