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楽はなけれど苦はいつもある

日経

 まずは詫び口上である。まことに申し訳ない。

 昨日以下のようなエントリーで、

osaan.hatenadiary.jp

本来なら、この件について社説を書くべきところを、なにやら別れても好きな人めいたことをだらだらと書いているのは、よっぽどショックだったのか。 

 

 などと嘲弄してしまったが、日経さんはちゃんと社説に書いた。

www.nikkei.com

 ただし、筆の勢いに任せたひどい書きなぐりで、隠居ジジイの愚痴だってもう少しマシなんじゃないかという仕上がりである。リライトしてまとめた方にはご同情申し上げる。

 ともあれ、要らぬ先入主で侮蔑をなしたことについて、素直に頭を下げたい。

 

 で、もう一つの社説の方なんだが、

www.nikkei.com

 政府による賃上げ要請という、あべぴょんの人気取りのための田舎芝居だが、さすがに4回目ともなると支持率への効果が薄いようだ。付き合わされる企業側も、いい加減だれてきているようである。

 

 賃金が上がって消費が伸び、企業収益が拡大してそれがまた賃金を増やすという「経済の好循環」を政府は描く。実現のため、政府はやるべきことをやってほしい。

 

 日経さんは政府が「やるべきことをやって」企業の業績を上げさえすれば、賃金も上がって日本経済も好転する、と幼い日の夢を捨てられない成長し損ねた青年のようなことをおっしゃる。

 もはや、企業と労働者が同じ夢を見ていられたハネムーンは終わったのだ。

 現状の日本は、あまりに弱い労組という、高度経済成長期には促進剤となったものが、逆に毒となって身体を蝕んでいるという有様である。

 現政権はその解決にまったく資するところがない。あくまでも改憲することによって永久自民党一党独裁を完成し、総理を王のごとく民があがめる世を作ることに邁進している。

 それは日本を自民党の植民地とすることであり、その目的はとりあえず植民地原住民を低賃金で使役したい企業側の利益と合致している。

 そして、日経さんも「王侯の民への温情に苦言を呈する」という格好で、田舎芝居に参加しているというわけだ。

 こうした同じ演し物を飽きることなく続けられるのは、やはり水戸黄門がずっと続くことと関連しているのだろうか?今度は武田鉄矢だそうだが。

 

 

水戸黄門(1960年)