あけましておめでとうございます。ブログのタイトルを変更しました。
今まで思いついたことをただ書いて来ましたが、日経の社説をとりあげるようになって、やや方向性が見えて来たのでブログのタイトルを変更しました。
きっかけは、自分で書いた以下の短いエントリーです。
「サルカニ合戦」というのはご存知の通り、サルがカニを騙しておにぎりと柿の種を交換させ、やっとカニが育てた柿の木にサルが登って柿を喰らい、カニには青い食べられない柿をぶつけて殺してしまう、というのが話の前半部です。
今の日本には、このサルを正当化する論理が大手を振って流通しており、お話が前半だけで終っているような状況です。
たとえばツイッターなどにも、以下のような言説がどうどうとのし歩いています。
女の嗜好までも男が支配している、がバカフェミの主張だが其んなものわ何時もながらの糾弾遊びに過ぎないw 此れは起業して女のための会社を創る絶好の機会でわないかw 昇進差別のない、シングルマザーでも安心して働ける保育施設付きの企業を用意して貧困から脱却すれば良いではないかwww
— AntiSeptic (@AntiSeptic) 2014, 12月 14
「内部留保ガー」って騒ぐ連中は内部留保の会計的な仕組み以前に「人様のお金を盗んではいけません」と言う5歳児レベルの常識を理解しとらんからな。 「お金がいっぱいある所から取るんや」ってお前ら動物かよw
— ボヴ (@cornwallcapital) 2014, 12月 16
これらは単純に無知からのみ来ているのではなく、日本経済新聞のような「高級紙」ですら、同程度の言説を載せてとくとくとしているという状況が、彼らに恥知らずな物言いを許しているのでありましょう。
少しづつであれ、声を上げていきたいと思います。