国際環境の変化?ものは言いようだねえ


国際環境の変化が促すODAの改革 :日本経済新聞

 

 あべぴょんが勝手にあっちへ何億、こっちへ何百億とばらまいたもんだから、その後付けの変更である。

 おもらししながら歩く三歳児のあとを、ぞうきんで拭きながら追っかけてるようなものか。

 

 かつて世界一だったODAの金額は半減し、今はアメリカがダントツの一位になっている。とはいえ、国民総所得あたりの負担額は、アメリカも日本も20位近辺だが。

 あべぴょんのバラマキ外交について、外務省はいたくお喜びのご様子だ。

 ODAが減らされるたび、省の影響力もまた下がっていたからだ。

 あれほどODAについてうるさかった保守の方々も、あべぴょんのバラマキについては好々爺然とにこにこしている。

  かくして「血税」はどこぞの坊ちゃまの気まぐれでばらまかれ、それでも誰か叱るどころか、叱る人間の方に怒りを向ける有様である。

 

 日本は幼児退行することで、みっともないファシズムを形成しつつあるようだ。

 それは、幼稚園の砂場などで見受けられるたぐいと同じものである。

 

 

人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ (河出文庫)

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